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一人一人、それぞれのライフスタイル
ログハウスが夢の実現を支えています

ハーブ&ログ スオミとしてログハウスの販売にかかわり始めて20年になろうとしています。
その間、たくさんの方と出会い、ご縁のあった方のログハウス建築のお手伝いをさせていただきましたが、今まで一棟も同じ形のログを販売したことがありません。

みなさん、それぞれ暮らし方が違えばログに対する思いも違います。そんな想いを形にしていく作業をご一緒させていただく喜びも感じてきました。

ハーブ&ログ スオミでログハウスを建てられる方をご紹介させていただく中で、ログのもつ魅力を改めて考えていただければ、と思います。

神戸市・Nさん―子どもの夢とともに―


ゆうゆは、絵とシルバニア ファミリーの大好きな女の子でした。
たくさんの作品を残し、2000年7月に天国に行ってしまいました。

小児ガンとの闘病中、私のログハウスに何度も来てくれました。
そんなゆいかちゃんの夢をかなえるため、Nさん夫妻は自宅ガレージを鉄骨で組みなおし、その上にログハウスを建てることにしました。

2.2m×3.5mという小さなログハウスですが、その中に詰まった夢と愛の大きさは、どんな大きなログハウスにも負けません。

住宅地であるため、隣地とのこと・母屋とのこと・庭の木への影響など、問題は山積みでした。
しかし、そんな時には、まわりの誰かがアイディアを出して、なんとか解決することができました。

また、建築には神戸の有償ボランティアグループ「こうべ たすけあいネットワーク」のかたに手伝ってもらいました。

この10㎡にも満たない小さなログハウス作りに、何と多くの人がかかわってくれたでしょう。人と人とのつながりの上にできたログハウスです。

Nさんにとって、このログハウスは同じように難病の子どもを抱えた方や、子どもを亡くした方々の支え合いの拠点作りともなります。


Nさん夫妻がゆいかちゃんと一緒に、新しい道を歩まれることを祈っています。

神戸市・Iさん―より自然に近づいて―


I さんとのお付き合いは、3年以上になります。

私たちが中町で日曜だけのガーデン喫茶を始めたころ、お嬢様夫婦と一緒に訪れてくださいました。
I さんは少し前にご主人を亡くされたそうで、ご主人の希望されていた田舎の自然に囲まれた暮らしを実現させたい、という夢を語ってくださいました。

中町のモデルハウスのプランを気に入っていただき、ログハウスでの田舎暮らしを目指されることとなりました。

しかし、そのためには神戸にある自宅・土地を売却しての土地購入からスタートしなくてはなりません。奥様にとっては未経験のこと、たくさんのプレッシャーの中での夢の始まりでした。

自分たちの思い描く暮らしにぴったりの土地に出会うこと、これが一番の問題でした。何度も何度も不動産屋を訪ねられました。私たちも土地を見につき合わせていただいたりもしました。

兵庫県の小野市郊外にようやく気に入った土地が見つかり、ログハウス建築が実現しました。

その土地でワンちゃん、ネコちゃんをつれて田舎暮らしを楽しまれました。また、念願の自然の中での庭作り・花作りにも精力的に取り組まれ、私たちの「はりまオープンガーデン」にも参加していただきました。現在は お嬢様夫婦が引き継ぎ、田舎暮らしを楽しんでおられます。



大阪市・Nさん―大自然の懐で―


Nさんは、このホームページを見られて連絡してくださった、大阪の若き絵描きさんです。

初めて私たちのログに来てくださったとき、北海道に土地を買って移住すること、ログハウスをセルフビルドしたいこと、一緒に来られた彼女と一緒に北海道に行くことなどを話してくださいました。

私たちは、Nさんの持ってこられたスケッチブックを見せてもらいました。
そこには、Nさんならではの世界が描かれていました。動物を主人公にして、ハーブガーデン、デッキ、農園など、Nさん の夢の完成予想図がありました。
どちらかというと私も夢みるタイプです。すぐにリスになってその絵の中に入ってしまいました。

こうしたNさんの想い、人柄、いろんな話を重ねていく中でだんだんとNさんログのイメージが固まっていきます。
Nさん二人と雑談し、笑い、手を振ってお別れする、その後になぜか心地よさを感じて、暖かい気持ちになる。これがハーブ&ログ スオミの「仕事」のスタイルです。
あとは Nさんの中でログの夢が具体的な形となって表れてくるのを待ちます。

Nさんからは、「この会社は、お客の方が一生懸命にならないとログを売ってもらえないんですね。」といわれてしまいましたが。---

もっとも、神戸のログで契約書を交わしたとき、「会社からログを買う、という気はしませんね。まるで友達から何か分けてもらうみたいです。」と、褒めて?いただきました。

Nさんの土地は摩周湖のすぐそば、、Nさんのことを話しまわった私たちに、ログ搬入の日にてつだいに行く、という人がたくさんでました。みんなNさんの夢実現に手を貸したくてたまらないんですね。

現地でも、地元のミニコミ誌の編集をされている方などの協力を得て、無事寒い冬を迎えるまでに完成させることができました。
私たちは、北海道の、それも道東の地の冬の厳しさにかなり心配をしていましたが、「-20°Cになるとさすがに室内も凍りました。」と、にこやかに話されるNさんに、ほっとしました。



Nさんには、ハーブ&ログ スオミのイメージイラストを書いていただくことができました。このホームページでも見ていただくことができます。お楽しみください。


中 村 彰 宏 の森の暮らしと 作品を紹介しています。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~akiattics/

大阪府・Mさん―定年後の暮らしを豊かに―


Mさんも、このホームページを見て連絡していただいた方です。
花や野菜作りの好きな Mさんご夫妻、書道が趣味というご主人のお姉さま。仲のいいご兄弟で一緒にログを建てられまた。

メールで問い合わせをいただいて何度かのやりとりの後、中町のログを訪ねてくださりました。私たちも大好きな山の話で盛り上がりました。
定年後の暮らしを考えてログを建てたいこと、土地を探している最中であることなどをお聞きしました。

ところが、私たちのログから家に帰ったそのとき、土地探しを依頼していた不動産屋から電話があり、「兵庫県の中町に行っていた。」と伝えたら「その近くに土地の売り物があったはず。」と紹介されたのが、なんとご夫婦が結婚前、二人で登った思い出の千が峰のふもとの土地でした。

私たちのログが、お二人の思い出とログをつなぐ幸せの青い鳥となったわけです!なんと不思議な縁でしょう。

このことをきっかけに、ログの計画はスムーズに進んでいきました。建築はI さんもお世話になったHさんに依頼しましたが、私たちとやりとりする図面はすべてMさんがCADで描いて送ってくださいました。窓の高さから通路の幅まですべてMさんが計算し決めていかれました。自分の暮らしたい形がしっかりとイメージできているMさん、それに寄り添うログのイメージもはっきりされていました。

お客様の暮らしにぴったりと合うログハウスを、お客様と一緒に作っていきたい、という私たちも思うような仕事ができたと思っています。



手に入れられた広い土地に、Mさんご夫妻はロフトつきの21センチの丸ログ。お姉さまは12センチの角ログの平屋。前の道路は加美町の観光名所であるハーモニーパークへ続く道です。なんだかモデルハウスになっていただきたいようなプランです。

休日になると、Mさんとお姉さまの2棟のログの前の道は、立ち止まってログを見る車で渋滞することもあるそうです!



定年後は大阪からこちらへ移り住んだMさんご夫妻、定年後も大阪の住まいを拠点にして、ここで趣味の時間を持ったり、親戚の方々と楽しく過ごされているお姉さま。それぞれの暮らしのスタイルで、定年後も素敵な暮らしを送られています。



森と湖の国・フィンランドから
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ホンカマヤット社製ログハウス
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